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ダイナミックソアリング

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今日は大宇陀方面へ03

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ここも看板を見て、ふと立ち寄ってしまった所。
重要文化財・片岡家住宅。

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約340年の歴史を持つトンデモ物件です。
とはいえ、現在も実際に住まいとして使っており、
自由に拝見というわけにはいきませんが、
頼めば入らせていただけます。

そこの20代だったかのおじいちゃんに色々と話を聞いていました。
かつて、この地域をまとめていた地主農家であり、
農家でありながら現在の大宇陀城下町の殿様とほぼ対等の仲だったとか。
この片岡家を気に入ったらしく、よく遊びに来ていた資料もあり、
農家ではあり得ない、金屏風や弓、槍などが今も現存しています。
そもそも重要文化財になっている客室も、
その殿様のために造ったようで、
なんだかすごく格式高い住居となっていました。

その後は、お爺ちゃんの昔話、
といっても割とハキハキしているのですが、
東京に住んでいた時の話、大宇陀の話、思い出話等等。
こちらも生まれ故郷愛知県の話、
学生時代の東京の話、今の仕事の話等等。
なんだかんだで1時間弱程お邪魔していました。
なんでも興味を持って話して頂けましたので、
とてもよい時間を過ごすことができました。
ボケ防止だからとか言って笑ってましたが、
なんのなんの、まだまだ長生きして、
広く伝承していって欲しいです。

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詳しいことは解らないだろうに、
頑張ってくださいとお辞儀をしながら見送っていた姿に、
少しだけ泣きそうになったりならなかったり。

多分、そんなに偉くも有名にもなることはできないけれど、
出来るだけね、うん。
# by narakara | 2010-09-12 20:36 | 奈良関連

今日は大宇陀方面へ02

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大宇陀にある重伝建地区。
いわゆる城下町で、昔ながらの商家が建ち並びます。

その中で、見学も可能な森野旧薬園なる所。
450年前からある吉野葛本舗で、
元禄期に11代森野通貞が薬木をを研究・栽培し、
それが幕府にも聞こえ研究に貢献し、
また私園で薬草を栽培し国内産漢方薬を普及させる、と。

まあ展示と畑があるくらいだろうと高をくくって入ってみたのが大間違い。

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この街中にこんな裏山がとびっくりするような景色が広がり、
その一山が森野旧薬園ということでした。

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山から見る景色は、往時の城下町を思い起こされます。

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薬園はとても広く、所々にある建物がまた、
緑の中のアクセントになっています。
とまあ、この土地を覆い尽くしている緑は取り立てて何ともない
おそらく雑草として一纏めに呼んでしまいそうなものばかりなのですが、
これほぼ全て薬草なんですね。
これなら植物全て薬になるんじゃないのと思ってしまいますが、
長年かけて、取捨選択して栽培してきたものばかりなのでしょう。
ホントこの裏山の存在に驚いてしまいました。

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これはまた別の薬の館という所。
薬問屋の細川家住宅を修繕した博物館で、
薬に関わるいろいろな資料が並んでいました。
特に薬の看板は面白く、
現在のコンピュータで制作されたものとは違い、
一つ一つ味があり、また言葉遊びも洒落たものもあり、
楽しめました。
こういう歴史のある建造物を博物館にすると、
この建物自体の見所もたくさんあり、十二分に楽しめます。

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んで、これはまた違う現役薬局にあった看板。
なんか無意味に元気が出ます。
こういうのみると、ホント負けたと思います。勝てないと。
とりあえずかぜにはまけないよ。
他のことにもなるべくね。
# by narakara | 2010-09-12 12:45 | 奈良関連

今日は大宇陀方面へ01

身体のナマリを感じる今日この頃。
土曜日は自転車で大宇陀の方へ。

大宇陀は、古くは阿騎野と呼ばれ、柿本人麻呂が詠んだ
「東の野に炎の立つ見えてかへり見すれば月傾ぬ」
が有名な歴史の古い街です。
信長の次男織田信雄から繋がる織田松山藩の城下町でもあります。

途中、重要文化財「大蔵寺」なる看板を発見したので、ちょっと寄り道。

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こんな人気のない林道をどんどん登り、
多少不安になって来た頃に石碑を発見。

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実はここからまだまだ道があり、草木かき分け、クモの巣くぐりやっと到着。

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張り紙にも書いてありましたが、
ここは観光寺ではないので、わりと雑草伸び放題でしたが、
静かな風情がとても心地よかったです。
こういう場所が、山の中の片隅にポツリとあるのが、
奈良の底力と言うか、そういうのを感じさせます。
# by narakara | 2010-09-12 11:01 | 奈良関連

興福寺やら鹿やら

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興福寺の近くの公園のベンチに座り、
鹿せんべいに群がる鹿を見ながら、ボーっとする週末。
なんだかとても暑いので、少しダウン。
この続く暑さを見越してか、かき氷売りの露店は大繁盛ですね。

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んでもって興福寺。
暑いので遠くから眺めるだけで。
まあ予想外のならまちのドールハウスに時間を費やしていたので
時間もあまりなかったのもあるけれど。

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とまあ他ならまちで撮った写真を並べてみたりしつつ、
歴史を感じる風景ってのは、やっぱりよいもので、
お金を気にする必要がなければ、
率先して歴史を感じさせる場所に住みたいととても思う。
んでも、ああ、昔の人はなんてステキな暮らしをしていたのだろう、
なんて考えるのは浅いってなもんで、
ならまちに限らず、町家、武家屋敷的な素敵空間で生活できていたのは、
割合的にすごく少ないんだろうってこと。
大多数の庶民はもっとボロボロだったんでしょうか。
いくら遡った所で農民家系だろう僕としては
今も昔も憧れってだけなんだろう。
どんな人でも、ある程度快適な暮らしのできる今ってのも、
案外捨てたもんじゃないのかもしれないな、とか思いながら
それでも隣の芝生は金ぴかに見えたりして、
んじゃあ今昔全く変わらないなって、なんかそういう結論。
# by narakara | 2010-09-05 19:02 | 奈良関連

ならまち散策

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実はならまちに一人で来るのは初めてだったりして。
やっぱりこういう街探索は仲のいい人か一人に限ります。
ここらは昨日書いた元興寺の領地内だったんですね、
そう思うと、最盛期はそうとう大きなお寺だったようで。

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これは「身代り申」というお守りみたいなもののようで、
ならまちの軒先にはだいたい吊り下がっています。
モチーフが猿のようですが、
高山のさるぼぼの方が同じ猿でもかわいらしいです。
どっちがどうとかという問題でもないですけど。

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ならまちは寺社や博物館やお店などが点在しており、
そんなに広くもないので、ささっと見て回れる日帰り向きの場所です。
その中でも「格子の家」。
ならまちにかつて建ち並んでいた伝統的な町家を再現した場所で、
以前いった今井町の建物のみたいに自由に見て回れます。

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上から見るとこんな感じ。
なのですが、これは2階でたまたまやっていた
ドールハウスなるものの中の一つ。
でも割と正確に再現してあるみたいですけど。

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あくまで趣味の範疇の集まりで制作したものみたいですが、
気ままな同好会の代物だとあなどるなかれ、です。
0からベニヤ板等で制作したミニチュアの建物に、
畳から家具から小物から植物の花びら一つ一つ何から何まで手作りで、
しかも庭先の樹木に至るまで取り外し可能とのこと。
季節に合わせて様々な箇所が取り替え可能な素敵仕様。

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別の部屋では洋風中心のドールハウスの数々。
細部まできっちりきっちり造り込んであります。

造りたいですねこういうの、
建築模型見てるだけでワクワクする身とすれば。
# by narakara | 2010-09-05 13:29 | 奈良関連